高知県職員が社会貢献活動の体験を通じてNPOに対する理解を深め、NPOと行政との協働を推進することを目的に実施している短期派遣研修を今年も2日間受け入れしました。
今回は高知県幡多福祉保健所から2名の方が来ており、1日目は法人や事業についての説明を受けた後、生活支援サポーターフォローアップ研修に参加してもらい、土佐清水市の現状やサポーターさんの活動のようすを熱心に学んでいました。
2日目は、あったかふれあいセンター事業についての説明の後に「きずなの家」に行って利用者さんからお話を聞きました。「ここ(集いの場)があってよかった」「みんなとおしゃべりするのが楽しみ」「毎日、体操を続けていつまでも自分のことは自分でできるように」という利用者さんの元気パワーに圧倒されていたお2人は、清水の海の幸満載の昼食の後、権現にある福祉農園でサツマイモを収穫し、「小学校の芋ほり体験以来!」と大喜びでした。
2日間を通して、地域課題の多い土佐清水市で安心して暮らし続けるために、住民自らがそれぞれの力を発揮して支え合っていることや、私たち職員が大変な現状に「楽しみながら笑顔で」挑んでいることをお伝えすることができました。